--------------
9月27日日曜日改装前のポムでの営業最後の日から一週間が経ち、やっと落ち着いてきた感じです。
10月4日は「ポム・ド・テール」開店記念日になります。6年前の今頃はビストロとしてスタートし、あの頃もヘロヘロになりながら初日を向かえていた私
達でした。
6年経ち、最終日。久しぶりの店内営業。私は1年振りの接客。お願いごともたくさんして準備万端?だけど、ホントにお客様はいらしてくれる?などな
ど。。。内心ドキドキしながら朝を向かえました。お願いしていた時間にたくさんのお客様がいらしてくれて。。泣きそうになりました。。。らしくないかな
(笑)
11時からの開店から15時までの営業。30組のお客様に召し上がって頂くことができました。
本当に本当にありがとうございました。
1時間ごとの退店。後半はプレートが出るまで20分以上かかり、ゆっくり食べる感じでもなくなり。。。。それでも、「おいしかった」「改装後、楽しみに
してます」とみなさんお声を掛けて頂いて。
ポムは理解あるお客様の協力があってこそ、ここまで来れたんだと実感する1日でした。
16時からは、ポムがオープンする時手伝ってくれた友達やお世話になった方達を招くことに。
ポムの6年間を知っている人達とお話すると。。少しだけ、改装することにためらいを感じたり。。。しました。
この時間に是非、招待したかったお客様がいました。その方はご老人で、関村のおじいちゃまと呼んでいました。オープン当初のポムは決して順風万端な滑り
出しとは言えず、あと何ヶ月もつかなといった状況でした。そんなポムに毎日来店してくれていたのが、ご近所に住むおじいちゃまでした。暇だったこともあ
り(苦笑)だんだん長い時間お話することに。苦しい時期でしたが、おじいちゃまとお話する時間は楽しかったのです。しかし、ベーグルが評判になり忙しく
なると関村のおじいちゃまの御来店数もだんだんと減り外でお会いした時にお話する程度に。それでも、お店の前を歩いている姿をお見かけすると「あぁ、元
気だなぁ」と思っていたのです。ですが、歩いている姿もお見かけしなくなり。。心配していたのですが誰に聞く訳にもいかなかった日々が続く中、近所の八
百屋さんとおじいちゃまのお話になり亡くなられたことを知ることに。。。お店を続けていくことが、きっとおじいちゃまが喜んでくれること、そう思って頑
張れてきたと思います。
色々なお客様のことを思い出しながら、この日はお店に立っていました。
そして、やっぱり感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ありがとうございました。
これからもポムはポムらしく変わっていくことと思います。
それでもお客様に愛されるお店を目指し、御来店されるお客様の気持ちを大切にしていくよう頑張りたいと思います。
これからも、どうぞ宜しくお願い致します。
机や冷蔵庫、お店の備品を出した店内です。
「間に合うのか!?」と二人して焦りながら運び出しました。
昨日まで、こんな感じで、ドタバタと仕事をしておりました。(笑)